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和歌山を調べる

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和歌山のことを調べる際によく利用される資料を紹介します。

歴史を調べる

書名 内容
『江戸時代人づくり風土記30 和歌山』
農山漁村文化協会 1995年 379ページ
請求記号:A14//64

近世の和歌山について、自治、生業、教育、子育て、地域おこしの各項目により記述され、下段に解説・資料編に年表・物産一覧・主な文献資料を付している。平明な文体で幅広く利用できる資料です。

『南紀徳川史1から17・総目録』
堀内 信編 清文堂出版 1990年 18冊
請求記号:A15//12(3)-0~17
徳川頼宣の紀州入国以来第14代徳川茂承が版籍奉還する270年余の和歌山藩の記録。旧藩主徳川茂承の命で明治21年から同31年にかけて編纂され、慶長7年から明治4年の記録をまとめています。歴代藩主の譜略言行、名臣、武術、方技、高僧などの各伝や職・禄・郡・財軍・法の諸制度・民政などを網羅した、近世紀州徳川家に関する史料集です。
『藩史大事典 第5巻』
木村礎ほか編 雄山閣出版 1989年 625p 請求記号:A15//58
史料・文献の典拠を示しつつ、詳細に藩史を集成しています。紀州藩の全容を一覧でき、二次資料としても適切です。
『和歌山県移民史』
汐崎慶三・池村平太郎共著 和歌山県 1957年 1193 ページ
請求記号:A40.5//3
前編「紀州人と移住」で、明治以前の国内移民と移民を生み出す和歌山県の事情を、中編では、移民先(外国)の事情、後編では、戦後における移民対策を編述。全体として、和歌山県移民研究のための事典の形態となっており、巻末に移民年譜、人名索引を付しています。
『和歌山県教育史1から3』
和歌山県教育史編纂委員会編 2006から2010年 3冊
請求記号:A57//98-1~3
江戸時代の中頃から現代までの教育の歩みを広く調査・研究し、これからの教育の指針とするため編纂されており、多数の史料が掲載されています。
『和歌山県警察史1から3・資料編』
和歌山県警察本部 1983年から1995年 4冊 請求記号:A29//3-1~3
古代から大正、昭和元年から昭和29年、昭和29年7月現行警察法施行時から昭和末年までの和歌山県警察の歴史と、資料編は明治期から昭和初期にかけての警察関係文書ほか警察本部、各警察署等の沿革、年表、総索引を収録。多様な史料を丹念に掲載し、社会史の資料としても活用できます。
『和歌山県古文書目録1から11』
和歌山県教育委員会 1972年から1983年 11冊
請求記号:A02//59-1~11
昭和40年より県下各地に所在する古文書類について、散逸、亡失を防ぐため所在状況確認調査を実施、所在目録として刊行。各地区ごと所蔵者別に編集、その所蔵文書は年代順に配列しています。
『和歌山県史』
和歌山県史編さん委員会編 和歌山県 1975年から1994年 23冊
請求記号:A12//71-1~7
古代から現代までの和歌山県の歴史の通史と、膨大な史料を収集しています。
『和歌山県政史1から5・付録年表』
和歌山県政史編さん委員会編 和歌山県 1967年から2002年 6冊
請求記号:A17//8-0~5
明治から現代までの和歌山県政の歴史を収録。付録年表編には「年表」のほか歴代知事、歴代議長、人口の推移、市町村合併の沿革を収録。年表は明治以降の記述が詳細です。

地名・地誌を調べる

書名 内容
『紀伊続風土記1から5』
仁井田 好古編 臨川書店 1990年 5冊
請求記号:A12//1(12)-1~5
文化3年、幕府の命によって和歌山藩が儒臣仁井戸田好古を総裁として本居内遠・本居大平・加納諸平らに編纂させた、村を単位とした地誌。村々を荘名別に村高・戸口・沿革・地勢・寺社・物産などをあげ、付属に古文書を収めています。
『紀伊名所図絵(紀伊国名所図絵)1から4』
高市 志友編 東洋書院 1991年 4冊
請求記号:A12//3(7)-1~4
江戸時代後期に和歌山藩御用書肆青霞堂の主人高市志友に始まり、国学者加納諸平らによって受継がれた紀伊国全体に関する地誌。昭和12年高市志友の子孫志直が未定稿を校訂加筆して熊野編が完成されました。名所だけでなく、広範な地名や寺社について掲載しています。
『角川日本地名大辞典 30 和歌山』
角川書店 1985年 1489 ページ
請求記号:A11.4//25
総説、地名編、地誌編、資料編の構成。「地名編」は五十音順配列、「地誌編」は市町村別概説、「資料編」の小字一覧は本編を補完しています。
『日本歴史地名大系 31 和歌山県の地名』
平凡社 1983年 827 ページ
請求記号:A11.4//22
市町村別配列、地名だけでなく寺社等も項目として収録。従って巻末に付す索引は寺社等の検索にも有用です。
『歴史の道調査報告書集成1・3から5』
服部 英雄/編集委員 海路書院 2005年 4冊
請求記号:A37//107・A37.01//9 ~11
熊野参詣道や高野山参詣道、紀州街道など歴史の道の調査報告。参詣道や街道の歴史的意義、現状と変遷、周囲の環境の現状と特性、史料などを体系的にまとめたものです。

人物を調べる

書名 内容
『紀州家中系譜並に親類書書上げ上・下』
和歌山県立文書館編 和歌山県 2011年 2冊
請求記号:A02//189~189-2
紀州藩士の家ごとの履歴書ともいうべき、先祖書・親類書・系譜約15700点の目録。原本は平成5年に県立図書館から県立文書館に移管されました。氏名のほか、役儀や歴代氏名も掲載されています。
『紀州郷土藝術家小傳』
貴志康親著 国書刊行会 1975年 246,240 ページ
請求記号:A18//2(2)
多年にわたる史料蒐集の結実を公刊。芸苑に携わりし士をその道において分類、イロハ順に列挙し小伝を記述。本書は、昭和4年刊の正編、昭和9年刊の続編を原本として複刻、巻末に五十音順の人名索引を付しています。なお、昭和10年に正編の増補版が刊行されています。
『郷土歴史人物辞典 和歌山』
阪上義和著 第一法規出版 1979年 229ページ
請求記号:A18//25
古代から現代に至る郷土にゆかりの深い先人を時代順に配列して紹介。巻末に人物年表、人物索引を付しています。
『和歌山県史 近世史料1』
和歌山県史編さん委員会編 和歌山県 1977年
1200 ページ
請求記号:A12//71-3-1
本巻「職制」の部は「国初御家中知行高」等、紀州藩藩士名簿が活字で一覧でき、研究者の利便に供しています。
『和歌山県史 人物』
和歌山県史編さん委員会編 和歌山県 1989年 539,64 ページ
請求記号:A12//71-7
古代から現代までの和歌山県域にゆかりある人物二千八百名を収録、五十音順に配列して紹介。巻末に紀伊守等付表を付して収録人物の補完となっています。
『和歌山県人物人材情報リスト』
日外アソシエーツ 1994年から
請求記号:A18.2//134~
日外アソシエーツ社のデータベースWHOより和歌山県関係者を抽出、編集。1994年より逐次刊行しています。

宗教を調べる

書名 内容
『熊野年代記』
熊野三山協議会 みくまの総合資料館研究委員会 1989年 344 ページ
請求記号:A47.1//81
神代から明治24年までの熊野三山に係る諸事を編年体にまとめたもの。梅本家伝来の善本「熊野年代記古写」と「歳代記第壱」「年代記第弐」の3冊を『熊野年代記』として収録した影印本で「年代記第弐」(明治元年から明治24年)には釈文を付しています。なお、那智大社蔵本(神代から文政十年)の釈文は同タイトルで、昭和47年熊野那智神社より発行されています。
『新校高野春秋編年輯録 増訂版』
日野西眞定編集校訂 名著出版 1991年 470,124 ページ
請求記号:A48.1//288(2)
弘仁七年から享保四年までの約900年間に及ぶ高野山の歴史を編年体で記す。本校訂本は『大日本仏教全書』本を底本に、各写本と対校、又巻末に索引を付すが、13項目に分け利便を図り、特に山内寺院、人名、地名等は克明です。
大和紀伊寺院神社大事典』
平凡社 1997年 844,61 ページ
請求記号:A47//15
『日本歴史地名大系』寺院神社関係項目を基礎に増補修正加筆。巻頭に索引地図、巻末に県別市町村索引・総索引を付しています。
『和歌山県神社誌 新編』
神社誌編集委員会/編 和歌山県神社庁 2010年 509 ページ
請求記号:A47.3/19/7-2
平成7年に発行された『和歌山県神社誌』の改訂版。県内424神社の所在地や祭神、建造物、由緒等を記載するほか、カラー写真も付しています。

文化財等を調べる

書名 内容
『いい碑・旅だち』
和歌山社会経済研究所編 和歌山県文化振興課 1990年 179 ページ
請求記号:A11//261
県下にある文学碑のうち、116基を紹介。碑のある場所の現況や作者等についても、わかりやすく書かれています。巻末には作品別索引・作者紹介・作者別索引があります。
『紀伊國金石文集成』
巽三郎・愛甲昇寛編 熊野速玉大社 1974年 438 ページ
請求記号:A10.3//95
県内に所在する慶長以前の石造遺物、金工品、木工品(墨書銘)、陶製品で記年・銘の明らかなものを重点的に集録し、地域別に編集。巻末に和歌山県金石文分布区分地図並びに、市町村別一覧表を付しています。続編があります。
『和歌山県聖蹟 上下巻』
紀元二千六百年奉祝会和歌山県支部 1942年 2冊
請求記号:A10.4//2-1~2
紀元二千六百年を慶祝し、昭和12年より4カ年をかけて和歌山県下の聖蹟調査を実施。実地調査は精緻を極め、図版を多数収録、上下2冊、本文1000ページを越える大著です。聖蹟のみならず、和歌山県地方史研究に供する総合誌料となっています。
『和歌山県の近代化遺産』
和歌山県教育庁編 和歌山県教育庁 2007年 260 ページ
請求記号:A54.6//80
近代において、産業の発達とともに造られた多くの土木構造物や建築物などを近代化遺産と称し、その保存・活用を目的としてまとめた総合調査報告書。
『和歌山県の文化財1から3』
安藤精一編 清文堂 1981年から1983年 3冊
請求記号:A54.1//66-1~3
和歌山県にある文化財のうち、国及び県指定文化財について、それぞれ図版を付し、解説したもの。高野山から初め、地域ごとに編述。別冊として物件名一覧、所有者別一覧、付図として文化財地図があり、索引を兼ねています。

災害を調べる

書名 内容
『紀州災異誌』
和歌山地方気象台編 和歌山県防災気象連絡会 1968年から1990年 4冊
請求記号:A69//3
本編は、雄略天皇十七年から昭和42年までの自然災害を編年体に集録。続編として、それぞれ昭和43~52年、昭和53から58年、昭和59から63年分が刊行されています。『和歌山県災害史』と合わせてみれば、本県災害の全史を通観できます。
『和歌山県災害史』
和歌山県 1963年 582 ページ
請求記号:A69//8
成務天皇三年の熊野大浪から、昭和37年の根来寺の火災までを編述。上編は、各災害種別に総括し、中編は、各災害種別年次順に比較的大きい箇々の災害を取りあげ、下編の災害年表は索引を兼ねたものとなってます。

統計を調べる

書名 内容
『和歌山県統計年鑑』
和歌山県企画部統計課
請求記号:A03//7-03~
和歌山県立図書館では、明治37年度版よりほぼ所蔵。昭和29年までは『和歌山統計書』の書名で出版されています。
『和歌山県市町村データブック』
和歌山県総務部総務管理局市町村課編 和歌山県市町村振興協会 1993年から
請求記号:A03//29~
県内各市町村別概要のほか、歴代市長村長一覧や市町村合併の状況など、さまざまな資料を付しています。
『指標から見た和歌山県のすがた』
和歌山県企画部企画政策局調査統計課編 和歌山県企画部企画政策局調査統計課 2011年
請求記号:A03//27-08~
全国における和歌山県、および県内における各市町村の地域特性を、人口・産業・居住環境などの統計指標から表した資料。平成17年度までは『100の指標から見た和歌山』 平成18年度から平成19年度までは『和歌山県のすがた』として発行されています。

その他

書名 内容
『紀伊半島近代文学事典』
浦西和彦 半田美永編 和泉書院 2002年 286,13 ページ
請求記号:A52//53
紀伊半島を核にして、明治以後の近代文学の様相を見渡したいという意図のもとに編纂。巻末に「紀伊半島近代文学略年表」を付しています。
『紀州の方言』
神坂次郎編著 有馬書店 1970年 594p
請求記号:A46//24
紀州の方言集は、上記『南紀土俗資料』のうちの「方言訛語辞典」、『和歌山方言集』(杉村広太郎編)等ありますが、前者は紀南の、後者は和歌山市周辺の方言集。本書は、これら方言集を参照の上、集大成したもの。また、紀州の方言を紀北、紀南に大別し、それぞれの方言ごとに紀北、紀南方言の別を付しています。
『高校風土記1から4・和中桐蔭編・高野山高校編』
毎日新聞社編 毎日新聞社和歌山支局 1977年から1979年 6冊
請求記号:A58.2/19/8-1~4・A58.2/K11/1・A58.2/T4/8
昭和51年から毎日新聞和歌山版で連載された各高等学校史。独自の取材を元に歴史やエピソードを執筆しています。1巻は向陽・粉河・県和商・日高、2巻は新宮・海南・和工・串本、3巻は伊都・紀の川・田辺・熊野、4巻は和歌山北・御坊商工・新宮商業・田辺商業を収録、ほかに和歌山中学から桐蔭高校編、旧制高野山中学・高野山高校編があります。
『日本魚類図譜』
福井正二郎画・文 はる書房 1999年 335 ページ
請求記号:A62.2//62
紀州・熊野地域で採集した魚類を、現物をもとにして描き、それに地方名と著者自身の体験的解説を付し分類順に配列したもの。巻末に和名・学名索引を付しています。
『保全上重要なわかやまの自然 2012年改訂版』
和歌山県 2012年 442ページ
請求記号:A60//50-12
レッドデータブックの本県版。本書の特色は動植物だけでなく、地形・地質も盛り込んだことで、本県の自然環境の現状を全体として把握できることです。
『和歌山の研究6』
安藤精一編 清文堂 1979年 363 ページ
請求記号:A05//2-6
『研究文献目録』(三尾功編)、「年表」(安藤精一編)、巻末には『和歌山の研究』全6巻の「索引」(安藤精一編)を付す。『研究文献目録』は明治以後、昭和53年(1978年)3月末までに刊行された和歌山県関係の地方史研究文献を、単行本からパンフレット類に至るまで可能な限り採録、13の分類によって構成。和歌山研究の必備書です。