閲覧室にて郷土資料特別展示「政治なるものはアートなり、 サイエンスにあらず~陸奥宗光の外交~」を行います。
令和4年は明治期に活躍した和歌山県出身の政治家 陸奥宗光没後125年にあたります。
和歌山県立図書館では閲覧室において、日英通商航海条約が調印された7月にあわせて陸奥宗光に関連のある資料を展示しています。
8月11日まで(予定)。
貸出できる陸奥宗光関連書籍のほか、幕末期、海援隊に参加していた陸奥が坂本竜馬宛てに書いた書簡『商方之愚案』など、貴重な資料のケース展示も行っています。
※『商方之愚案』
陸奥源二郎宗光 著 著者自筆 慶応3年 1巻
才谷梅太郎(坂本竜馬)あて。題箋は「海援隊商方廼愚案」。
箱書に「土佐海援隊商方之愚案 陸奥宗光自筆原本 坂本竜馬宛」とあり。
なお、展示の表題「政治なるものはアートなり、サイエンスにあらず。」は陸奥宗光の言葉で、明治22年3月2日の井上馨宛書簡より引用しました。