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高等学校国語の先生がはじめての図書館ウォッチング。

 5月16日に「和歌山県高等学校国語教育研究会」の総会及び協議会が講義・研修室で開催されました。当日は「公立図書館の達人」として全国的にご活躍されている和歌山大学付属図書館渡部幹雄館長が、「読むこと、書くこと、伝えること、生きること」と題した記念講演をしてくださいました。
 現在、学校教育において読書推進、学校図書館・公共図書館の活用が強く求められる中、読書指導等において特に図書館と関わりが深い国語科の先生方にとって、新しい時代に求められる図書館の在り方や国語教育と図書館活用等のお話は、とても参考になったことと思われます。渡部先生の「人生に影響を与える国語の先生と人々が成長することに関わる図書館は同じ」という言葉に、参加した約80名の先生方は新鮮な感銘を受けたようでした。
 その後、希望する先生方に「図書館ウォッチング」を実施しました。県立図書館が所蔵する「小梅日記」の原本等、普段見ることができない貴重資料やバックヤードの見学をしていただきました。これまで、教育現場の先生方に県立図書館の事業内容や魅力、頑張っている姿などを知っていただくことは少なかったかもしれませんが、このような機会を通して、今後の学校図書館と県立図書館の連携や協力、活用の在り方などをともに考えていきたいと思います。
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            司書から貴重書庫の説明を真剣に聞き入る先生方