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郷土資料展示「本で見る和歌祭」(5月8日~5月31日)

 今年も5月13日(日)に、和歌山市の和歌浦にて和歌祭が催されました。和歌祭は江戸時代の元和8年(1622)に、初代紀州藩主徳川頼宣が始めた祭りで、紀州東照宮の108段の石段を神輿が下りる「神輿おろし」の後、雑賀踊など数十種類の行列が和歌浦周辺を練り歩く、非常に勇壮で華やかな祭りです。
 今回の展示では、大正時代の和歌祭の様子を描いた『紀伊和歌浦東照宮五月十七日渡御之図』(東照宮/編)や祭りで使用される仮面のレプリカ等をガラスケースに入れて展示しているほか、和歌祭や和歌浦に関連した貸出用図書47冊もあります。展示を見た利用者は、「県立図書館にこんな資料があったのか」と驚かれていました。
 今年の祭は終わりましたが、ぜひ本で和歌祭を楽しんでもらいたいと思います。

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   普段は貴重書庫に入っている資料です  「和歌祭」に関する本もこの機会に読んでみて!