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「ブックトークをしよう~国民読書年の推進~」開催

 今年は国民読書年です。読書に対する国民意識をさらに高めていくために、国会決議で決定されました。キャッチフレーズは「じゃあ、読もう。」です。当館では8月4日(水)関連事業として「ブックトークをしよう~国民読書年の推進~」を実施しました。子どもの読書にかかわる県内の図書館職員・学校の教員・ボランティアなど68名の方々がブックトーク(あるテーマにしたがって、複数の本を紹介する読書指導の方法)を学びました。 

 長年図書館界に貢献された元大阪府立図書館司書・同志社大学等の嘱託講師である脇谷邦子先生を講師に招き、3時間の活気あふれる、充実した研修となりました。

 前半はブックトークの意義・手法について講義を受け、後半は参加者自ら実践を体験する演習が行われました。演習はテーマ別(命・友だち・家族・仕事・環境・国際理解)10グループに分かれ、各参加者が用意した本を紹介することからスタートしました。最初は緊張気味に本を紹介していた参加者も時間が経つにつれ、熱い討議を繰り広げ、ブックトークのシナリオ作りがすすんでいきました。2時間近い演習も「あっ」という間に過ぎ、グループ別に演習の成果を発表しました。

 初めてブックトークに取り組む方、経験豊富でさらに奥を深めようと意欲いっぱいの方、様々な参加者が一つになって取り組まれている姿から、これからも子どもたちと本をつなげる架け橋になっていただける心強さを感じました。

 「演習の成果報告」はこちらから

 

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  脇谷先生の講義「ブックトークって何?」       グループ別の演習。まずは本の紹介