楽しかった!!小学生親子「図書館ウォッチング」
7月26日(日)午前10時30分~12時と14時30分~16時の2回、合計40組の親子が小学生親子「図書館ウォッチング」に参加しました。
夏休み前半の日曜日、思い出の1ページになる、この親子ウォッチング体験の様子を少し紹介します。
○書庫見学
「わー古い本がいっぱい!一番最初に図書館が買った本もあるんや―、何の本?」
「白黒写真や~!みんな着物着てる。この写真に写ってる本ってここにある本?」(お城の中にあった図書館の写真を見て)
「図書館が火事になったら・・・?えーっと、わかった!この天井にある赤いところからなにか火を消すものでてくるんや!」(ハロゲン化物消火設備の説明で)
「うっひゃ~!この本いっぱい虫食ってる。気持ち悪いなあ。そやから消毒してるんや!」(貴重書庫の江戸時代の本を見て)
〔この書庫は少し古い本が入っています〕 〔和歌山の新聞もこんなにして保存してます〕
〔貴重書庫のドアは金庫のドアみたいだよ〕 〔消毒のにおいがする-貴重書庫〕
○カウンター体験
子どもが司書、お父さん、お母さんがお客さんになっての本の貸し出し体験!みんなちょっぴり緊張気味。でも「こんにちは」「ありがとうございました」と照れながらもきちんと言えました。もちろんバーコードのスキャンもバッチリ!将来は司書になりたいなぁ~と思った子どもたちも何人か出現。
〔本の貸出!緊張するなぁー〕 〔コンピューター、ちゃんと使えるかな・・・〕
○本・新聞さがしゲーム
レシート(本の場所を示した紙のことです)だけをたよりに書庫にある3冊の本を間違わずにさがし、ゴールにダッシュ!!お父さん、お母さんが助け舟を出す場面も!さがした本が間違っていないか職員に確認してもらい「合格」のハンコを押してもらって大満足。(これは、利用者が見たい本を書庫からとってきて手渡す司書の仕事体験のひとつです)
新聞さがしでは、親の誕生日の新聞記事をみつけて、コピーのプレゼント。これにはお父さん、お母さんが大満足。「お母さんの生まれた時ってこんなテレビやってたんや」と親子でじっくり読みふける姿も。「今度、図書館へ来たらおじいちゃんとおばあちゃんの誕生日の新聞だしてもらおうっと!」
〔お父さん、本あってる?-本探しゲーム〕 〔どこにあるのかな? お父さんもがんばって!〕
〔お母さんの誕生日の記事は・・・〕 〔ぼくがハンコ押した本、百年後残っているかな〕
まだまだ、ここには書ききれないほど盛り沢山の内容でしたが、みなさんイキイキと目を輝かせ、地上2階から地下2階をフルに探検しました。図書館のひみつもわかって友達に自慢しちゃおうっと!
アンケートでは「とてもおもしろかった」「また参加したい」「司書の仕事の大変さがよくわかりました」「いろいろなことを知れて、体験もできてすごく楽しかった」などなど、図書館職員の励みとなる宝の「ことば」をいただきました。これをもとに、さらに小学生親子「図書館ウォッチング」おもしろくするぞー!!
この様子は、テレビ和歌山「きのくに21」(8月2日 午前9時30分~10時放映 *再放送は同日午後10時~10時30分)で紹介されます。お見逃しなく。