南葵音楽文庫ホームページ

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事業案内

 和歌山県では、公益財団法人読売日本交響楽団から「南葵音楽文庫」の寄託を受け、同文庫の調査・研究、公開、普及を通じて、音楽文化に親しむ機会の充実を図ります。

調査・研究

専門職員による調査・研究

 紀要等にて公表します。

資料整理・目録のデータ化

 和歌山県立図書館蔵書検索ページで検索できます。

公開

南葵音楽文庫閲覧室

 和歌山県立図書館内に南葵音楽文庫閲覧室を設置し、資料の一部を展示・閲覧可能にします。

和歌山県立博物館での展示

 最貴重資料は博物館で保管し、企画展などで公開いたします。

普及

定期講座

 南葵音楽文庫の内容や紀州徳川家との縁について、県民にわかりやすく関心を持てるよう専門家による講座を行います。

ミニレクチャー

 南葵音楽文庫の資料を1、2点とりあげ、30分程度のレクチャーを行います。

今後の予定

平成30年度 定期講座

【第4回】
日時:平成30年12月1日(土曜日) 13時30分から14時50分まで
受付:13時から
場所:和歌山県立図書館2階 講義研修室

W.H.カミングスが愛した音楽 その2 蔵書の蒐集と「国立音楽図書館」設立の夢

講師 佐々木 勉 氏

南葵音楽文庫の中核をなすのは、W.H.カミングス(1831~1915年)の旧蔵書です。実は、彼は、楽譜や音楽書などの音楽遺産は、自国のもの、他国のものを問わず、国立の音楽図書館で保存すべきと考えていました。それは、蔵書家として知られたカミングス自身が、貴重書を蒐集するために先輩蔵書家たちの蔵書を、その死後に催される競売で落札することを通して導き出した結論でした。カミングスの提言「国立音楽図書館の設立」(1877年)を紹介しながら、その考えに至る、彼の貴重書蒐集の様子を当時の競売カタログや南葵音楽文庫収蔵の楽譜などから探ります。

【第5回】
日時:平成30年12月2日(日曜日) 13時30分から14時40分まで
受付:13時から
場所:和歌山県立図書館2階 講義研修室

徳川侯爵(マルキ・トクガワ)交遊録 ~大音楽家と出会った日本人(3)
プッチーニ:届かなかった楽譜

講師 篠田 大基 氏

音楽に造詣の深かった徳川頼貞は、生涯にわたり沢山の世界的音楽家と親交を深めました。今回は近代イタリア・オペラの巨匠G.プッチーニ(1858~1924年)との交流のエピソードを、頼貞の著作からご紹介します。1921年4月、ヨーロッパ外遊中だった頼貞はローマのホテルでプッチーニと面会します。「あなたは《マダム・バタフライ(蝶々夫人)》をどう思うか?」 そうプッチーニから尋ねられて頼貞が返した答えとは? そして頼貞がプッチーニの次なるオペラのためにした協力とその結末とは?


[チラシ PDF:913KB]
ミニレクチャー
日時:第1日曜日 11時から30分程度
   第2金曜日 18時15分から30分程度
   第3・4・5土曜日 11時から30分程度
場所:和歌山県立図書館 南葵音楽文庫閲覧室
【平成30年11月】
 17日(土曜日)「徳川頼貞と武井守成のプレクトラム合奏団 」
 24日(土曜日)「楽譜から見えるもの:楽譜出版業者の販売戦略 その2」
【平成30年12月】
 2日(日曜日)「ロシア音楽と和歌 ~プロコフィエフとその周辺」
 7日(金曜日)「南葵音楽文庫を知る-基本の基本-1頼貞の『思い』」
 15日(土曜日)「楽譜から見えるもの:誤植?は語る」
 22日(土曜日)「徳川頼貞と本居長世」

10月-12月 [チラシ PDF:988KB]
和歌山県立博物館 コーナー展示「南葵音楽文庫の貴重資料」

日時:平成30年4月1日(日曜日)~平成31年3月31日(日曜日) 9:30~17:00(入館は16:30まで)
場所:和歌山県立博物館 2階 文化財情報コーナー


展示テーマ
4月1日(日曜日)~30日(月曜日):ベートーヴェン自筆楽譜《可愛い娘さんが森にゆき》
5月2日(水曜日)~31日(木曜日):パーセルのオペラ《ディドとエアネス》と《インドの女王》
6月1日(金曜日)~30日(土曜日):ヘンデルのオラトリオ《サムソン》
7月1日(日曜日)~31日(火曜日):ヘンデルとジョン・クリストファー・スミス
8月1日(水曜日)~31日(金曜日):ベートーヴェン 自筆書簡と書き起こし
9月1日(土曜日)~30日(日曜日):むかしの楽器-ビアンキーニ『楽器論』
10月13日(土曜日)~31日(水曜日):インキュナブラ-最古の印刷楽譜
11月1日(土曜日)~25日(日曜日):リストとベルリオーズの自筆楽譜
12月8日(土曜日)~28日(金曜日):ウィリアム・シャープ《クリスマスの歌「メサイア」》
1月4日(金曜日)~31日(木曜日):ゴルターマン-チェロ協奏曲第1番
2月1日(土曜日)~28日(日曜日):ジェイムズ・フックの作品
3月1日(金曜日)~31日(日曜日):パーセルの父-その書簡と権利委譲証書
(※保存状態により、展示資料を変更する場合があります)

これまでの行事

平成30年度

ミニレクチャー
場所:和歌山県立図書館 南葵音楽文庫閲覧室
【平成30年4月】
7日  「明治の来日オペラ団と徳川頼貞」資料はこちら[PDF:525KB 別ウィンドウで開きます]
14日 「こどもたちのための音楽(2)~ラヴェルの歌劇《子どもと魔法》~」資料はこちら[PDF:943KB 別ウィンドウで開きます]
21日 「大きな楽譜 美しい楽譜 丈夫な楽譜」資料はこちら[PDF:221KB 別ウィンドウで開きます]
28日 「エリザベス1世女王とマドリガル集《オリアンナの勝利》」資料はこちら[PDF:499KB 別ウィンドウで開きます]
【平成30年5月】
5日 「明治のオーケストラと徳川頼貞」資料はこちら[PDF:391KB 別ウィンドウで開きます]
12日 「海の音楽~スナール室内楽コレクションより(3)」資料はこちら[PDF:706KB 別ウィンドウで開きます]
19日 「南葵に残る『第九』資料さまざま 閲覧室展示資料を解説」資料はこちら[PDF:251KB 別ウィンドウで開きます]
【平成30年6月】
2日 「イギリス・ルネサンス期の音楽理論書を読む」資料はこちら[PDF:431KB 別ウィンドウで開きます]
9日 「南葵音楽文庫と日本人作曲家の楽譜」資料はこちら[PDF:254KB 別ウィンドウで開きます]
16日 「プロコフィエフ、再び~スケルツォと行進曲」資料はこちら[PDF:891KB 別ウィンドウで開きます]
23日 「楽譜が語り出す「物語」 ドイツからアメリカ・日本へ」資料はこちら[PDF:891KB 別ウィンドウで開きます]
30日 「ヘンデルの失脚とJ.Chr.ペープシュ《乞食オペラ》」資料はこちら[PDF:344KB 別ウィンドウで開きます]
【平成30年7月】
7日 (大雨のため中止)
14日 「ラヴェルと日本のフォックストロット」資料はこちら[PDF:305KB 別ウィンドウで開きます]
21日 「頼貞・ケンブリッジ大学入学試験」資料はこちら[PDF:305KB 別ウィンドウで開きます]
28日 「1695年11月21日、イギリスは泣いた」資料はこちら[PDF:257KB 別ウィンドウで開きます]
【平成30年8月】
4日 「レッスンという名の優雅な傑作:ヘンリー・パーセルのチェンバロのための作品」資料はこちら[PDF:483KB 別ウィンドウで開きます]
11日 「ダルクローズとケクラン~スナール室内楽シリーズより~」資料はこちら[PDF:1.3MB 別ウィンドウで開きます]
18日 「南葵音楽文庫:2つの世界大戦とその狭間で」
25日 「イギリス人は踊り好き?」資料はこちら[PDF:426KB 別ウィンドウで開きます]
【平成30年9月】
1日 「父・徳川頼倫のこと~頼貞の回想から」資料1[PDF:304KB]/資料2[PDF:243KB]はこちら(別ウィンドウで開きます)
8日 「頼貞とヨーロッパの音楽家たち」資料はこちら[PDF:524KB 別ウィンドウで開きます]
15日 「チェロの名手ホルマンの来日」資料はこちら[PDF:234KB 別ウィンドウで開きます]
22日 「頼貞の恩師シリル・ルーサム」
29日 「H.パーセル《音楽はほんのひと時であっても》」資料はこちら[PDF:565KB 別ウィンドウで開きます]
【平成30年10月】
7日 「ピアノの詩人、モンポウ ~スナール室内楽シリーズから」資料はこちら[PDF:803KB 別ウィンドウで開きます]
12日 「愛書家憧れのインキュナブラ(揺籃期活版印刷本)」資料はこちら[PDF:75KB 別ウィンドウで開きます]
20日 「楽譜から見えるもの:楽譜出版業者の販売戦略 その 1」資料はこちら[PDF:293KB 別ウィンドウで開きます]
27日 「南葵楽堂開館100年記念!」資料はこちら[PDF:451KB 別ウィンドウで開きます]※事前に告知していた内容を変更しております。
【平成30年11月】
4日 「『ルバイヤート』を歌う ~スナール室内楽シリーズから」
9日 「露西亜救済慈善音楽会(『薈庭樂話』136 頁)」資料はこちら[PDF:289KB 別ウィンドウで開きます]

4月-6月 [チラシ PDF:535KB]
定期講座

【第1回】
日時:平成30年6月2日(土曜日) 13時30分から15時00分まで
受付:13時から
場所:和歌山県立図書館2階 メディア・アート・ホール

「南葵に響く日本とフランスの歌 -スナール室内楽シリーズより-」

講師 近藤 秀樹 氏
演奏協力 水谷 雅男 氏(バリトン) 仙波 治代 氏(ピアノ)

南葵音楽文庫所蔵のスナール室内楽シリーズから、珍しい2つの歌曲集、松山芳野里《5つの日本の歌》、ジャン・クラース《泉》を取り上げます。前者は同シリーズ唯一の日本人の作品、後者は海軍軍人兼作曲家の作品。どちらも、今日、耳にする機会は稀です。今回はこれらの作品について、演奏を交えてお話しします。

【第2回】
日時:平成30年6月3日(日曜日) 13時30分から15時30分まで
受付:13時から
場所:和歌山県立図書館2階 講義研修室

徳川頼貞と「第九」-100年前、日本に響いた「歓喜の歌」-

講師 篠田 大基 氏

1918年、東京麻布に日本初の本格的音楽ホールが誕生しました。徳川頼貞が建てた「南葵楽堂」です。頼貞がホールに響かせたいと夢見たのは、ベートーヴェンの交響曲第9番。当時の日本人には演奏困難な作品でした。ところが同じ年、頼貞のもとに徳島県で「第九」初演の報が届きます。頼貞と「第九」との関わりに迫ります。


[チラシ PDF:931KB]

【第3回】
日時:平成30年9月9日(日曜日) 13時30分から15時30分まで
受付:13時から
場所:和歌山県立情報交流センターBig・U 研修室1

南葵文庫と南葵音楽図書館 徳川頼倫から頼貞へ」

講師 林 淑姫 氏

徳川頼貞が1925(大正14)年に設立した南葵音楽図書館は、父頼倫が創設した南葵文庫の音楽部門として、1917(大正6)年頃よりその活動を開始しました。頼貞は頼倫の図書館理念を継承し、音楽に特化した図書館を設立します。その運営ならびに蔵書の形成は先進的なものであり、今日にあってなお新鮮な息吹きを伝えています。近代日本が生んだ二つのすぐれた図書館-南葵文庫と南葵音楽図書館の活動の軌跡を辿ります。

南葵音楽文庫とその貴重資料 ~徳川頼貞の楽譜コレクション~」

講師 佐々木 勉 氏

南葵音楽文庫は、1917(大正6)年頃から1931(昭和6)年にかけて徳川頼貞によって蒐集された貴重資料約900点を含む1万点を超える楽譜や書籍などの資料と、1970(昭和45)年前後に新たに蔵書に加えられたおよそ9千点の資料から構成されています。これらの中でも、特に頼貞が蒐集に関わった資料には、世界が注目する貴重な楽譜や書籍が数多く含まれています。それらの貴重資料について、画像を御覧いただきながら紹介します。


[チラシ PDF:688KB]
南葵音楽文庫 紀南講演会&演奏会

日時:平成30年9月2日(日曜日)
【開場】13時30分【開演】14時00分
場所:紀南文化会館 4階小ホール(田辺市新屋敷町1番地)
主催:和歌山県、田辺市教育委員会

<第一部>講演
「南葵音楽文庫に宿る魂」
【講師】
 美山 良夫(慶應義塾大学名誉教授)

<第ニ部>演奏会
『いま蘇る南葵楽堂 伝説の音楽会』
【出演】
 チェロ/渡部 玄一(読売日本交響楽団) ピアノ/桑生 美千佳
【プログラム】
 ホルマン セレナーデ
 ブルッフ コル・ニドライ
 サン=サーンス チェロ協奏曲第1番
 サン=サーンス 白鳥


[チラシ PDF:1.2MB]
シンポジウム 南葵音楽文庫 ~楽しみと学び~

日時:平成30年9月15日(土曜日)
【開場】13時00分【開演】13時30分【終演】15時45分(予定)
場所:和歌山県立図書館2階 メディア・アート・ホール

<第一部>演奏会
『いま蘇る南葵楽堂 伝説の音楽会』
【出演】
 チェロ/渡部 玄一(読売日本交響楽団) ピアノ/江上 菜々子
【プログラム】
 ホルマン セレナーデ
 ブルッフ コル・ニドライ
 サン=サーンス チェロ協奏曲第1番
 サン=サーンス 白鳥

<第ニ部>
パネルディスカッション
【パネリスト】
 徳川 宜子/林 淑姫/泉 健/曽野 洋
【コーディネーター(兼パネリスト)】
 美山 良夫


[チラシ PDF:1.2MB]

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