紀州藩55万5千石のうち3万8千石を領した付家老安藤家が、幕末から明治にかけて作成した家臣団の名簿です。
これらの名簿は、慶応4年(1868)に紀州藩から独立した田辺藩、明治4年(1871)7月14日の廃藩置県に伴う田辺県の成立、同年11月22日和歌山県への統合といった期間を通じて作成されたものと考えられます。和歌山県への統合後も、元田辺県として事務を継続していましたが、明治5年(1872)3月7日、田辺城や文書類などが和歌山県へ引き継がれました。
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和歌山県立文書館