館蔵資料のうち、紀美野町を出所とする古文書31点を新たに公開します。
紀美野町野中に現在も鎮座し、社殿3棟が国の重要文化財に指定される十三(じゅうさん)神社があります。神社周辺の山林は、地域の鎮守の森として守られながら、いっぽうで共有の入会山(薪炭材、かや、草等を採取するために使われていた山)として、古くから利用されていました。
ところが、明治7(1874)年に明治政府により社殿周辺の土地を残して境内地が国有化されます。その後、地域の人々が境内地の返還を求めて県へ申し立てた記録が当館資料のなかに残されていました。
左の写真は「神社寺院現境内明細帳」(9032-1 公開する画像は白黒)です。
明治7(1874)年、左図のように水色部分が国有地化されましたが、明治18(1885)年、右図が示すように境内地が一部返還されました。境内地返還の申し立てについて、館蔵資料から調査した結果を『文書館だより』第38号でご紹介しています。あわせてご覧ください。
和歌山県立文書館だより第38号
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