堀内家文書は、和歌山県立文書館に寄贈された資料である。
堀内家は元紀州藩士であり、明治維新後は紀州徳川家に従い関東に移住した。幕末から明治期の9代当主堀内信(ほりのうちまこと)は、紀州藩史研究の基本史料とされる『南紀徳川史』172巻(明治34〔1901〕年完成)等を編纂した。
和歌山県立文書館に寄贈された史料には、堀内信自身による原稿、写真等が含まれる。とくに、堀内信自身による原稿には、『南紀徳川史』の「大奥御服図」の下絵原稿の一部と考えられるものがある。朱にて訂正されたものや、刊行された『南紀徳川史』には収録されていないものもあり、大変重要な資料である。
整理番号 | 標題 | 年代 | 作成者 | 宛名 | 形態 | 資料 |
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1 | 南紀物語 ※原稿 | 明治37年3月 | (堀内信) | 竪帳 | ||
2 | 〔大奥御服図原稿〕※『南紀徳川史巻之百四九』御簾中様御服元日御服・御元服後五節句御服 | (明治) | (堀内信) | 一紙 | JPG | |
3 | 〔大奥御服図原稿〕※『南紀徳川史巻之百四九』 御元服御平日午後御召替・御姫様方(不採用) | (明治) | (堀内信) | 一紙 | JPG | |
4 | 〔大奥御服図原稿〕※『南紀徳川史巻之百四九』女中髪様・御小姓女中・帯結ひ方 | (明治) | (堀内信) | 一紙 | JPG | |
5 | 〔大奥御版図原稿〕※『南紀徳川史巻之百四九』 長かもじ・びんづら・わらわの真紙・眉つけ道具・元結 | (明治) | (堀内信) | 一紙 | JPG |