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郷土資料展示を2テーマ開催中

 県立図書館1階閲覧室では、現在二つの郷土資料展示を行っています。一つは「歴史の中の"熊野水軍"」。もう一つは「紀州人 陸奥宗光の世界」です。
 「熊野水軍」は、熊野地方を拠点として活躍した水軍で、『平家物語』にも登場する、非常に歴史の古い水軍です。今回、県立博物館の「企画展 熊野水軍」に合わせ、和歌山の水軍や海賊に関する本を、郷土資料を中心に70冊用意しました。いずれも貸出できる本です。1月26日(土)から展示を行っていますが、とても好評で、たくさん貸出されています。
 また、「陸奥宗光」は明治政府で敏腕をふるった、「カミソリ大臣」の異名の持ち主。しかし、和歌山市出身だということは、意外と知られていないのかもしれません。今回、2月16日(土)に開催される「陸奥宗光シンポジウム」(和歌山県主催)に合わせ、陸奥宗光や、ゆかりの人物などについて書かれた本を、郷土資料を中心に90冊展示しています。伝記や研究書はもちろん、小説や児童書もありますので、お気軽にご覧いただけます。
 和歌山の豊かな風土が育んだ歴史や人物について、興味を持っていただくきっかけとなればうれしいと思っています。
 

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       熊野水軍の展示は総合カウンター横          陸奥宗光の展示は児童室入り口