2014年12月アーカイブ

「がん患者・家族・県民のための公開講座」を開催しました。

12月13日(土)に「がん患者・家族・県民のための公開講座」(和歌山県立医科大学附属病院・和歌山県立図書館主催)を開催しました。今回は美容ジャーナリストの山崎多賀子氏に『「乳がんになるということ」~闘病中も自分らしく暮らすためのヒント~』と題してご講演いただきました。

 

 乳房摘出や抗がん剤による脱毛など、容姿の変化が伴うこともある乳がん。自らも乳がん体験者である山崎氏は、闘病中もメイクやウイッグを活用して「キレイ」でいることを心がけられ、それにより前向きな心で過ごすことができたそうです。そうした経験に基づいて、現在はがん患者の方を対象にメイクセミナーも行っておられます。

 

今回の講演会では、まず当館の司書から山崎氏の著書『「キレイに治す乳がん」宣言!』を紹介。その後、山崎氏がご登場され、ご自身の闘病体験や抗がん剤治療中も元気に見えるメイク術、「キレイ」な患者でいることのメリットなどについてお話しくださいました。お話の後にはメイクの実演も行っていただき、山崎氏の鮮やかな手際で顔の印象が変わっていく様子に、熱心に見入っていた会場の皆さんからも感嘆の声が上がっていました。

がん患者の方をはじめ、幅広く参考にしていただける講演会になりました。

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明るい語り口で会場を和ませる山崎氏         ちょっとしたメイクテクニックで別印象に!

第100回全国図書館大会において感謝状贈呈

 平成26年10月31日・11月1日の両日、第100回となる全国図書館大会が東京都で開催されました。

 第1日目には、明治大学駿河台キャンパスのアカデミーコモンにおいて、開会式と記念フォーラムが開かれ、記念大会となる今回、全国各地で図書館を支えた団体・個人に公益社団法人日本図書館協会の森茜理事長から感謝状が贈られました。

 和歌山県からは、「和歌山グループ声」と「子どもと本の紀南ネット」が表彰されました。

 贈呈式に参加された「和歌山グループ声」副会長の西山基子さんは、「今回の記念大会にこのような感謝状をいただけることは会員一同、大変喜んでいます。ありがとうございました。全国からいろんな活動をされている団体の方々とお話しすることができ、大変参考になり刺激されました。参加して良かったです。これを励みに、一層努力を重ねていきます。」と、もう先を見据えておられました。

 「和歌山グループ声」さん、「子どもの本の紀南ネット」さん、この度の受賞、誠におめでとうございました。今後一層の御活躍をお祈りいたします。

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  全国図書館大会感謝状贈呈式の模様      「和歌山グループ声」さんへの感謝状

県立図書館は、遠隔地域への貸出支援をしています

 県立図書館では、平成21年から遠隔地域への貸出支援を実施しています。

 ここで言う遠隔地域とは、県立図書館(紀南図書館を含む)を起点に40㎞以上離れた地域で、公立図書館を設置していない町村です。

 平成20年当時、県立図書館では、「読書環境」を考える上で、最も弱者となるのは「公立図書館を利用できない子どもたち」であるとの結論に至りました。

 当時の遠隔町村の公民館職員・学校関係者・地域ボランティアさんなどが、一致協力して連携を図り、県立図書館の本を子どもたちに提供する努力をされました。休日を返上して、片道約4時間の道のりを本の返却に、県立図書館まで何回も来館される公民館職員や校長先生がいました。

 このような取り組みが実を結び、遠隔地域への本の貸出数も増加して、子どもたちに幅広く県立図書館の本が届くようになりました。

 利用状況を把握するため、ある町の小学校を訪ねたとき、男の子が県立図書館の本を持って来て、「この本めちゃくちゃおもしろいで!」と、一所懸命に説明してくれました。その笑顔を見て、涙が出そうになるくらい嬉しくなりました。これもまた、一つの成果でした。

 県立図書館は、県民のための図書館です。県内のどこに住んでいても県立図書館の本を提供することが重要な役割になります。これからも、読書環境が充分とは言えない子どもたちを重点に、引き続き、遠隔地域への貸出支援に努めていきます。

 

※県民の方であれば、最寄りの公立図書館・公民館図書室を通じて県立図書館の本が利用できます。

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          県立図書館の本を活用する遠隔町村にて

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