2012年5月アーカイブ

高等学校国語の先生がはじめての図書館ウォッチング。

 5月16日に「和歌山県高等学校国語教育研究会」の総会及び協議会が講義・研修室で開催されました。当日は「公立図書館の達人」として全国的にご活躍されている和歌山大学付属図書館渡部幹雄館長が、「読むこと、書くこと、伝えること、生きること」と題した記念講演をしてくださいました。
 現在、学校教育において読書推進、学校図書館・公共図書館の活用が強く求められる中、読書指導等において特に図書館と関わりが深い国語科の先生方にとって、新しい時代に求められる図書館の在り方や国語教育と図書館活用等のお話は、とても参考になったことと思われます。渡部先生の「人生に影響を与える国語の先生と人々が成長することに関わる図書館は同じ」という言葉に、参加した約80名の先生方は新鮮な感銘を受けたようでした。
 その後、希望する先生方に「図書館ウォッチング」を実施しました。県立図書館が所蔵する「小梅日記」の原本等、普段見ることができない貴重資料やバックヤードの見学をしていただきました。これまで、教育現場の先生方に県立図書館の事業内容や魅力、頑張っている姿などを知っていただくことは少なかったかもしれませんが、このような機会を通して、今後の学校図書館と県立図書館の連携や協力、活用の在り方などをともに考えていきたいと思います。
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            司書から貴重書庫の説明を真剣に聞き入る先生方

郷土資料展示「本で見る和歌祭」(5月8日~5月31日)

 今年も5月13日(日)に、和歌山市の和歌浦にて和歌祭が催されました。和歌祭は江戸時代の元和8年(1622)に、初代紀州藩主徳川頼宣が始めた祭りで、紀州東照宮の108段の石段を神輿が下りる「神輿おろし」の後、雑賀踊など数十種類の行列が和歌浦周辺を練り歩く、非常に勇壮で華やかな祭りです。
 今回の展示では、大正時代の和歌祭の様子を描いた『紀伊和歌浦東照宮五月十七日渡御之図』(東照宮/編)や祭りで使用される仮面のレプリカ等をガラスケースに入れて展示しているほか、和歌祭や和歌浦に関連した貸出用図書47冊もあります。展示を見た利用者は、「県立図書館にこんな資料があったのか」と驚かれていました。
 今年の祭は終わりましたが、ぜひ本で和歌祭を楽しんでもらいたいと思います。

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   普段は貴重書庫に入っている資料です  「和歌祭」に関する本もこの機会に読んでみて!

子どもの日に「教科書ともっとなかよくなろうよ」(お話会)開催

 5月5日に児童室で「教科書ともっとなかよくなろうよ-教科書で紹介されている本のおはなし会ー」を開催しました。4月23日~5月12日はこどもの読書週間でもあります。子どもと本をつなぐ行事として、今年は児童室特別展示「小学校国語の教科書で紹介された本」(展示期間H24.4/22~H25.3/31)とタイアップしてこの特別展示の本を使ったおはなし会を行いました。

 ゴールデンウイーク後半で天気も行楽日和。みんなアウトドアだろうな...図書館にきてくれるかしら?と心配しましたが、元気な小学生が参加してくれ楽しいおはなし会となりました。

 小学校国語の教科書1~6年生から各1冊ずつの読み聞かせなどを行いました。2年生の『生麦生米生卵ー声にだすことばえほんー』では親子で早口言葉にチャレンジ。うまく言えると「言えたよ!」と喜んでくれました。大人が「赤巻紙、キマキマキ?アオマミ・・・!?」と舌をかみそうになり子どもの前で苦笑いという姿も。また4年生の『ことわざ絵本』からはクイズにも挑戦して、ちょっと難しいことわざにも「なーるほど」と大きくうなずき、正解すると「やった-!」のガッツポーズで盛り上がりました。5・6年生からはさくらももこさんや谷川俊太郎さんの詩を読み、静かに心に届く時間になりました。6冊の本しか紹介できませんでしたが、これを機会に教科書から読書の幅が広がって、図書館の本もたくさん借りてもらえればと思います。 

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 「生麦生米生卵」言えるかな?        「ことわざ」って知ってる?クイズの答えは手で○×

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