塩屋賢一 -- NHKソフトウェア -- 2002 -- V294

所蔵

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文情セン ラウンジ /114// 327853107 AV 貸出不可 在庫

資料詳細

タイトル プロジェクトX 挑戦者たち ゆけチャンピィ 奇跡の犬 〜日本初の盲導犬・愛の物語〜 
著者 塩屋賢一 , 河相洌 , 国井雅比古 , 膳場貴子 , 田口トモロヲ  
出版者 NHKソフトウェア
出版年 2002
ページ数 1
NDC分類(9版) V294
内容紹介 「一人で自由にどこへでも歩いて行きたい。」昭和32年夏、光を失った若者の夢を叶えた一頭の犬は登場した。名はチャンピィ。日本初の盲導犬となったシェパードである。チャンピィを育て上げたのは、絶望の淵で出会った二人の若者だった。18歳で突然失明した河相洌。大学中退を余儀なくされ母の付き添い無しには一歩も外に出歩けなかった。その時、生後半年のチャンピィをもらった。「この犬を訓練して街を歩けないか。」訓練をかって出たのは塩屋賢一。26歳のとき勤めていた会社が倒産。死の病とされた結核を患い、再就職も叶わなかった。自宅に犬の学校を開き、金持ちの犬をしつけて食いつないでいたが、何か空しかった。人の役に立つ仕事を成し遂げてみたかった。しかし、二人の行く手には難問が山積していた。「犬なんか信用できない。妻が手を引け。」盲導犬反対論が吹き荒れていた。しかも、盲導犬には高度な判断力が必要だった。道を横断するときは、主人が進めと命令しても、車が来ていれば、命令に逆らっても自分の意志で判断しなければ、飼い主の命は守れない。しかし、盲導犬育成マニュアルは世界中どこにも存在しなかった。塩屋は手探りで訓練方法を考え出すしかなかった。そして迎えた運命の最終試験。コースは難所続きだった。坂道、階段、そして車が行き交う大通り。チャンピィは、果たして河相と共に無事、戻ってくることができるのか…。日本初の盲導犬チャンピィ誕生に命をかけた人々の愛と絆の物語を描く。