永井 和子/著 -- 笠間書院 -- 2018.1 -- 910.23

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
本館(和歌山市) 閲覧室 /910.23/ナガ/ 323566026 一般 貸出可 在庫

資料詳細

タイトル 幻想の平安文学 
言語 日本語
著者 永井 和子 /著  
出版者 笠間書院
出版年 2018.1
ページ数 4,513p
大きさ 22cm
一般件名 日本文学-歴史-平安時代
NDC分類(9版) 910.23
内容紹介 物語は、現実とは切り離された虚構的存在である。老人を語り手に設定することで叙述そのものが相対化されて、物語は自在性を獲得した。物語と作者、老者の語りを主題に、枕草子・源氏物語・寝覚物語を読み解く。
ISBN 4-305-70855-7
ISBN13桁 978-4-305-70855-7
著者紹介 1934年東京生まれ。学習院大学大学院(修士課程)修了。学習院女子大学名誉教授。著書に「寝覚物語の研究」「源氏物語と老い」「日なたと日かげ」など。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
幻想の平安文学 3-11
枕草子の跋文 15-26
動態としての枕草子 27-41
清少納言 42-54
枕草子 55-62
枕草子の<終わり>の覚え書き 63-73
声をあげる老者たち 77-103
末摘花覚え書き 104-114
浮舟 115-133
源氏物語の愛と死 134-143
「八の宮物語」としての宇治十帖 144-149
源氏物語の「齢」覚え書き 150-164
源氏物語の年齢意識 165-176
「問はず語り」の場としての源氏物語 177-199
「柱」のある風景 200-221
寝覚人物小考 225-238
宇治十帖と寝覚物語 239-244
夜の寝覚 245-252
寝覚物語の方法と表現 253-265
心内語論 266-277
山里の女としての中の君 278-292
寝覚物語の時間 293-313
中の君 314-322
夜の寝覚の恋 323-337
夜の寝覚の研究状況 338-347
女主人公という選択 348-370
「鼻」を茹でる 373-400
六条斎院物語歌合 401-427
物語作品と作者 428-441
「紅梅文庫」覚え書き 442-473
鈴木一雄校注新潮日本古典集成『狭衣物語』上・下 477-480
須山名保子編著『和泉式部集(正続)用語修辞総索引』 480-481
小嶋菜温子編『王朝の性と身体-逸脱する物語』 482-483
秋山虔編『王朝語辞典』 483-485
小嶋菜温子著『源氏物語の性と生誕』 485-487
後藤祥子他編著『はじめて学ぶ日本女性文学史<古典編>』 487-488
秋山虔著『古典をどう読むか』 489-491
河添房江著『源氏物語時空論』 491-493
吉岡曠著「源氏物語の遠近法」 493-500
永井和子著『源氏物語と老い』 501-505