東北大学文学部国文学研究室/編 -- おうふう -- 1994.1 -- 910.4

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
本館(和歌山市) 書庫H /910.4/ニホ/ 314602194 一般 貸出可 在庫

資料詳細

タイトル 日本文芸の潮流 
副書名 菊田茂男教授退官記念
著者 東北大学文学部国文学研究室 /編  
出版者 おうふう
出版年 1994.1
ページ数 854p
大きさ 22cm
一般件名 日本文学
NDC分類(9版) 910.4
内容紹介 平成5年3月31日をもって停年により東北大学を退官される菊田茂男教授の退官記念論文集。日本文芸学の学統を着実に継承発展された教授の門下生の論文66篇と教授の業績と学風に関する文章、教授の略歴並びに著作目録を収載した。
ISBN 4-273-02753-4

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
「娶」と「久美度迩起而」 前田 安信/著 9-19
『万葉集』巻第一、四八番歌「かぎろヒ」考 高橋 清隆/著 20-30
夜声なつかし 佐々木 民夫/著 31-43
貫之の所謂辞世歌二首をめぐって 菊地 靖彦/著 44-55
『伊勢物語』惟喬親王章段の方法 仁平 道明/著 56-68
『大和物語』の内なる衝迫 新田 孝子/著 69-80
『伊勢物語』をもどく『平中物語』 小島 雪子/著 81-91
『蜻蛉日記』の文芸性 荒 暁子/著 92-102
『宇津保物語』「祭の使」についてのノート 竹原 崇雄/著 103-115
光源氏青年期の「色好み」像の形成 呉羽 長/著 116-129
「夕顔」巻小考 斎藤 正昭/著 130-139
若菜以後の光源氏と紫の上 熊谷 義隆/著 140-151
『源氏物語』匂宮論 白井 たつ子/著 152-164
『源氏物語』における愛のかたち 山上 義実/著 165-174
『源氏物語』試論 渡辺 仁史/著 175-187
『紫式部日記』所載和歌をめぐって 伊勢 英明/著 188-199
『和泉式部日記』の「空」 石坂 妙子/著 200-212
『更級日記』のかたち 西田 禎元/著 213-226
『更級日記』と『源氏物語』 伊藤 守幸/著 227-237
『今昔物語集』の一特色 竹園 洋子/著 238-249
藤原俊成における神祇歌の世界 檜垣 孝/著 250-262
西行の「時雨」歌について 臼田 昭吾/著 263-274
古歌を本歌とする詠法 錦 仁/著 275-286
歌語に関する試考 紙 宏行/著 287-295
『宇治拾遺物語』隣の婆の話 氏家 千恵/著 296-307
『十訓抄』小考 佐藤 晃/著 308-318
「軍記物」における公賊の観念と私の立場 鈴木 則郎/著 319-330
『平家物語』の神話批評的考察 安部 元雄/著 331-312
『平家物語』における権威と文芸性 佐倉 由泰/著 313-354
『平家物語』における推量表現と表現主体 志立 正知/著 355-365
『とはずがたり』における有明の月 西沢 正史/著 366-377
『増鏡』の構想に関する一考察 福田 景道/著 378-389
世阿弥の虚構意識 生田 勝彦/著 390-401
みやびしづかなる位 原田 香織/著 402-413
寓意の文芸としての『小さかづき』 三浦 邦夫/著 414-424
芭蕉における「先(まづ)」考 五十嵐 譲介/著 425-437
『おくのほそ道』小考 鈴木 隆/著 438-449
『西鶴諸国ばなし』と謡曲 平林 香織/著 450-462
近松作品における「忠」の意味 佐々木 久春/著 463-476
『曾根崎心中』における<家族>の幻影 深沢 昌夫/著 477-487
『春雨物語』「樊噌」論の基礎 勝倉 寿一/著 488-500
<巷談物>の構造 石川 秀巳/著 501-512
国学者の源氏物語観 工藤 進思郎/著 513-524
「楚囚之詩」考 橋浦 洋志/著 525-537
正岡子規「はて知らずの記」の旅 船越 栄/著 538-550
窪田空穂の初期の歌風 西村 真一/著 551-562
初期前田夕暮と窪田空穂『まひる野』 山田 吉郎/著 563-574
『若菜集』の成立 橋浦 史一/著 575-587
<孟夏白日>の詩 佐藤 伸宏/著 588-599
武者小路実篤<初期雑感>の特質 寺沢 浩樹/著 600-610
初期荷風における音楽と<芸術家小説> 堀 竜一/著 611-620
森鷗外「藤棚」の意図とその背景 渡辺 善雄/著 621-633
森鷗外「山椒大夫」の安寿の形象 清田 文武/著 634-646
夏目漱石『心』 麻生 和子/著 647-659
漱石と達磨 加藤 二郎/著 660-671
芥川と微笑 大沢 正善/著 672-684
葛西善蔵における<詩>と<倫理> 伊狩 弘/著 685-695
田山花袋「春寒十日」小考 佐々木 浩/著 696-707
伊東静雄という批評 和田 茂俊/著 708-718
有島武郎「或る女のグリンプス」の冒頭を読む 佐々木 靖章/著 719-729
金子洋文の「鰰」をめぐって 北条 常久/著 730-742
川端康成『雪国』論 林 鍾碩/著 743-754
室生犀星の最初期<王朝もの> 二瓶 浩明/著 755-766
三島由紀夫「春の雪」の世界 先田 進/著 767-778
『侍』の表現についての試論 林 水福/著 779-790
文芸学とコミュニケーションの軛 中村 三春/著 791-802